インソール療法について

当院では体の歪みを整えるために足の動きを重要視しています。
足の動きを変える手段のひとつにインソール療法があります。

このような方におススメです。

  • 歩いていると足に痛みがある。
  • 外反母趾になっていて困っている。
  • スポーツを頑張っているが、もっとパフォーマンスを上げたい
  • スポーツをしていて、いつも同じケガを繰り返している。
  • 特に変わったことをしたわけでもないのに、膝や腰に痛みが出てくる。
  • 足にタコができて痛い。

インソールとは

インソールとは足底挿板(そくていそうばん)とも呼ばれ、 
医療の世界では、その装具(足底挿板)を靴の中敷きに貼ったりすることで、
土踏まずを支えたり、
足裏にかかる圧を分散させ、足の悪い動きが出にくいようするために使われています。

よく座った状態や立った状態で足型をとり作製するインソールがありますが、人間が歩いて移動するということを無視しており実際の生活とは使用環境がマッチしていません
たすく治療院ではその人ひとりひとりの動きを見ながらインソール作製するDYMOCOインソールを採用しており、オーダーメイドのインソールを作り上げていきます。
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DYMOCOインソールって何?

DYMOCO(ディモコ)とは、DYNAMIC MOVE CONTROLの略語のことで、主に靴やインソールを用いて歩く姿勢をバランスの良い状態に整える概念のことを意味しています。
その考え方は、DYMOCO理論(DYMOCOフィッティング)と定義していて、個々人の動きをみながらバランス調整し、作製するインソールのことをDYMOCOインソールと呼んでいます。

オーソティックソサエティーより引用

患者様の体全体の動きとバランスを見ながら調整を繰り返して制作をするため、通常のインソールに比べ体の姿勢矯正を早めることが可能となります。

当院ではこの方法に基づいて製作を行っているため、足の土台から骨盤までを矯正し、症状の原因を根本改善することが可能となります。

DYMOCOインソールの制作手順

DYMOCOインソールは以下のような手順で作っていきます。

  1. 情報収集(カウンセリング)
  2. 足のサイズ計測
  3. フットプリントの採取
  4. 立ち姿勢の観察
  5. 歩く姿勢の観察
  6. バランスアップのインソール作製
  7. アフターフォロー

1⃣1~55⃣はフットカウンセリングに含まれます。

フットカウンセリングについて詳しくみる

※初めてインソールを作製する方、前回の作製から1年以上経過している方は、フットカウンセリングも受けていただきます。

※靴のサイズが実際の足のサイズより大きすぎる場合、足に合わせてインソールを作製しても靴の中で足が動いてしまうためインソールの効果が十分に発揮されません。靴が大きすぎる場合はインソールの作製をお断りする場合がございますのでご了承ください。フットカウンセリングで調べた足のサイズで靴をご準備いただくと、スムーズに作製いただけます。靴を購入される前にスタッフにご相談ください。

6. バランスアップのインソール作製

インソールの作製には靴の中敷きをそのまま使用します。まずは中敷きと足の位置を確認し、ポジションをチェックしていきます。歩行観察をもとにアーチのサポート、重心移動、筋肉のサポートなど、その人に合ったパッドを中敷きに貼り合わせていきます。
この段階で一度DYMOCOインソールを靴に入れて履いてもらい、身体のバランス、歩き方を再チェックします。ここから、必要に応じてパッドを加えたり、パッドの位置を調整しながら歩行とチェックを繰り返し完成させます。

パッドを仮止めした状態で靴をお渡ししますので、一度持ち帰って使用していただきます。※痛みが出たり、水ぶくれができた場合は使用を中断してください。

7. アフターフォロー

1~2週間後に再度ご来院いただき、症状、使用感の確認、歩行姿勢、バランスをチェックして再度調整していきます。問題なければパッドを固定して完成です。DYMOCOインソールは足型から作るインソールとは異なり、何度でも調整することができますので一度作ったら作りっぱなしということはありません。