外反母趾、扁平足、タコ

日常生活で足には体重の〇倍の力がかかっています。

ヒトは2足歩行で日常生活を送るため、土台となる足には一番負荷がかかります。
どれくらいの力がかかっているか、ご存じですか?
歩く・・・体重の1.2倍
走る・・・体重の3倍
ジャンプ・・・体重の6倍!!
つまり体重60kgの人が走ると180kgの力が足にかかっていることになります
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このように大きな力が毎日かかっている足ですので、もちろんトラブルも多くみられます。
外反母趾やタコなどでお悩みの方、特に女性に多いかと思います。

こんな症状ありませんか?

  • 親指の関節が飛び出してきて靴に当たって痛い。
  • 靴やパンプスで歩いてると足が痛くなる。
  • 足にタコやウオノメがよくできる。
  • 足が疲れやすい。
  • 長く歩くと必ず膝や腰が痛くなってくる。 

外反母趾、扁平足、タコなど足に現れる症状は様々ありますが、これらの原因をたどると『足のアーチ』にたどり着きます。
足には下図のように内側縦アーチ外側縦アーチ横アーチの3つのアーチがあり、地面からの衝撃を和らげる働きをしています。
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これらのアーチがつぶれてくると外反母趾扁平足など足の変形に繋がります。また衝撃をうまく吸収できず同じ場所に負荷がかかりつづけると皮膚の角質が厚くなりタコウオノメが出来てきます。また足は体の土台ですので、アーチの低下で足首がねじれ、その影響が膝や股関節、腰など体全体に広がり、膝、腰の痛みなど不調を引き起こす場合もあります。

なぜアーチがつぶれてくるのか?

原因はさまざまありますが、運動不足により足の筋力が低下してきたり、加齢妊娠にともない足の関節がゆるんでくることで支える力が減りアーチが低下してきます。体重の増加や運動による負荷のかけ過ぎもアーチの低下につながります。意外なことに足に合っていない靴を履き続けることもアーチ低下の原因になります。普段何気なく履いている靴ですが、靴はファッションだけでなく、足を守っている入れ物であることを忘れてはいけません。そして靴は足にフィットしていないと、その性能を十分に発揮できないのです。
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外反母趾、扁平足、タコへのアプローチ方法は?

外反母趾、タコなど足のトラブルに対して「たすく治療院」では

  1. シューズのフィッティング(フットカウンセリング)
  2. インソール療法

でアプローチしています。
まずはフットカウンセリングで靴を見直します。足のトラブルを抱える人の多くが足に合っていない靴を選んでしまっています。外反母趾の場合、ほとんどが大きな靴をはいています。「骨が当たらないように大きめの靴を選んでます」。。。当然のようですが、実はそこに落とし穴があります!
外反母趾は足のアーチがつぶれ、足が開いてくる過程で母趾が「くの字」に変形していきます。ですので大きめの靴を履くと、更に足が開いて変形が進んでしまうのです。。。
皆さんは自分の本当の足のサイズを知っていますか?欲しい靴を履いてみて何となく決めていませんか?まずは足のサイズを知り、あなたに合った靴選びをしていきましょう。たすく治療院ではサイズと動きのクセからジャストフィットな靴を提案しています。
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次の手段としてインソール療法があります。外反母趾も指が重なってしまったり大きく変形したケースでは手術をするしかありませんが、軽度のものであればインソールでの改善がみられます。また外反母趾に伴う足の痛みなどはある程度軽減できる可能性があります。当院ではDYMOCOインソールを採用しており、その人の動きを見ながらインソールを作製していき、何度も調整しその人に合ったオンリーワンのインソールを作り上げます。
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※ただし、どんなインソールも使う靴が足に合っていないとその性能が発揮できません。まずは靴の見直しをお勧めします。